製造 日本国防衛省
全長 4.510m
重量 9.09t
速度 390km/h
2059年に試作された指揮偵察車両。 防衛予算を激しく圧迫するKRVに代替する兵器として開発された。 大型の通信装置をフロントに備え、車体後部には飛翔型オートマトンに追随する為のジェットエンジンが備えられている。 東アジア紛争などで数輛が投入されるも、足の遅さとそれに伴うオートマトン活動範囲の狭さにより役に立たず、敵のKRVにより全て撃破されている。 その運用概念と高度なベトロニクスは、後に生産配備されるダイバージェンス機KV9バーゲストへ引き継がれた。
重装甲の車体をフォーミュラカー以上の加速力で推進させるジェットエンジン。
剛性と靭性を高めるため、シャーシを電位伸縮繊維が筋肉のように覆い繋ぎ止めている。 装甲は内側の電位伸縮繊維の動きを妨げないよう流線型となっている。
59式と同様のコンセプトで研究されていた指揮車両。 KRVと共通したモジュールを使用することで生産コストのさらなる抑制を試みている。 ブリキのおもちゃみたいな外観は、あまりのダサさに敵をびっくりさせる効果を狙ったとか狙わなかったとか言われている。