下記の分類に属さない機体も多数存在する。

エンシェント アナログ技術で製造された古い機体。
プリミティブ 1945年の代用物質開発研究所にて互助組織が試作した一連の機体群。
黒体物質の製造における副産物であり、厳密には兵器ではない。
レガシー 車両の系譜に連なる兵器。
主力兵器として再設計されており、ガスタービンとロケットモーターにより回転翼機以上の運動性を発揮する。
ベーシック 通常、KRVといえばこの兵器を示す。
無人兵器群の指揮を前線にて担う全天候型の飛行強化服。
敵陣に浸透し潜伏や制圧を行うため、自衛のための火力を有する。
エンハンスド ベーシックの拡張型。
指揮管制能力よりも直接的な戦闘能力に重点をおいて開発されている。
主に無人兵器群の運用が困難な小国やPMCに対して供給された。
コンシューマー 民生用のKRV。
地形を無視する展開能力により、農林業やホビーなどに用いられる。
一般道への乗り入れは厳に禁じられている。
パブリック コンシューマーの派生型。公共機関や民間企業で用いられる。
山岳救助や救急搬送、あるいは局地における限界作業に用いられる。
地形に依らない移動拠点として設計されており、民生オートマトン管制能力も有する。
フォーミュラ モータースポーツ用の機種。
軍用機より高価なものも存在する。
テクニカル コンシューマーを武装したもの。
PMCや非正規武装組織が主に運用する。
シンプレックスは世界各地の紛争地帯へ向けてテクニカル化を前提とした高機能コンシューマーを安価に供給し、莫大な利益を挙げている。
ウェアラブル 簡易型ベーシック。
パワーエクステンダーに通信機器と大型の推進器を搭載したもの。
運用が容易であり、重要度の低い都市や施設の防衛用に配備された。
ダイバージェンス 非人型形態を基本とする可変型KRV。
戦闘力をトレードオフに、単体で複数の用途に対応することができる。
人型形態に基本を置いた可変機はダイバージェンスに分類されない。
アドバンスド 軌道上から惑星を制圧する為に開発された兵器。
量子兵器や黒体兵器などの、広範囲にわたって甚大な被害をもたらす大量破壊兵器で武装していたため、戦後は厳重に封印された。
エンベデッド 艦艇や施設の近接防衛システムに組み込まれたKRV。
動力や巡航能力などを大幅に省略し、オートマトンの中継システムとして最適化されている。
エクストラ 宇宙開発用の重機。
拠点から独立した活動を可能とする強靭なサバイバビリティを有する。
ベーシックのようなオートマトン管制機能は有していない。
オーガニック 生化学的なメカニズムで駆動する機体。
ヴァンガード 巡航型KRV。
宇宙空間などでオートマトン群の拠点となるべく運用能力が付与された大型機。
インテリジェンス 無人型KRV。
人間と同等以上の認識能力を有する高性能・高コストの人工知能を搭載し、オートマトン群を管制する。
様々な意味で運用は難しい。
オムニ 形態としてはKRVのメカニズムに類似しているものの、用途はその範疇を大きく逸脱している機種。
ポストヒューマノイドの器として開発された大型義体などがこれに相当する。